10月1日スタートのNHK連続テレビ小説「まんぷく」ヒロインの安藤サクラ(32)が15日、兵庫・甲子園球場で行われた阪神-ヤクルト戦で、試合前のファーストピッチセレモニーに登場。ぶっつけ本番の「ノーバウンド投球」を披露した。

近年の朝ドラヒロインにとって、恒例の“甲子園登板”。ドラマ「まんぷく」で演じるヒロイン福子の名前、背中に「FUKUKO」と刻み、背番号は放送開始日の「10/1」と記した衣装でマウンドに現れた。

特注ユニホームを身にまとった安藤は「ボールを初めて持ったくらい」。父の俳優奥田瑛二は、大の野球ファンだが、安藤自身はもちろん、野球経験なし。それでも、思い切り振りかぶって投げたボールは、ノーバウンドで捕手のミットに収まった。

これには、会場から大きな拍手と「ナイスピッチ」という歓声が起こり、大盛り上がり。「父が野球好きで、一緒に球場に行っていました。甲子園は初めて来ました。私は寅(とら)年なので、すごく心強かったです」と人生初の始球式に、満面の笑みを見せた。