DeNAのクライマックスシリーズ(CS)出場に黄信号がともった。

初回に2失点した先発京山将弥が1回29球で降板。2回から継投に入り、笠井崇正が2回無安打無失点。エディソン・バリオスが3回をパーフェクト投球で抑えるなど2回以降は安打を許さなかったが、追加点が奪えず、逃げ切られた。

得点は8回1死二、三塁から乙坂の犠飛による1点のみ。前夜の13残塁を引きずるように10残塁と拙攻が続いた。3日が44歳の誕生日だったアレックス・ラミレス監督は「勝って完璧な日にしたい」と必勝を誓っていたが、3週間ぶりの連敗に終わった。

順位は4位に転落し、自力CSは残っているものの厳しい状況となった。ラミレス監督は「チャンスは何回もつくったが、あと1本が出なかった。痛い連敗だがまだ終わったわけではない。打たないとダメ。打つしかない。打たないと勝てないから。それしかない」と、語気を強めた。