オリックス西が今日7日にFA宣言することが6日、分かった。すでに今オフの権利行使が決定的となっていたが、プロとして自身の可能性を試したいという気持ちから、FA宣言する決断に至った。

すでに阪神、ソフトバンク、中日などが権利を行使した場合に獲得に乗り出す方針を固めている。今季の年俸から倍増に近い2億円の4年契約の提示をして残留要請を続けているオリックスを含め、複数球団の争奪戦となる見込みだ。

西は今月3日に放送されたテレビ東京系の番組内で「よく考えたいなと思います。(他球団の評価は)少しはやっぱり(気になる)。うそもつきたくないですし」とコメント。阪神が超大型契約を準備していることについては「ありがたいですね」と話していた。

プロ10年目の今季は初の開幕投手を務め、チーム唯一の2桁勝利。生え抜きの看板選手であり、先発の柱として頼れる存在だけに、もし流出となればチームにとっては大きな損失になる。(金額は推定)