阪神から戦力外通告を受けた西岡剛内野手(34)が、古巣ロッテからのオファーを熱望した。

合同トライアウトでは左右2打席づつの4打席で左中間への二塁打の1安打。その1本は成瀬善久投手(33=ヤクルト)の直球をたたいたものだった。「対戦前は真剣勝負しようとロッカーで話したが、打席に立った時は、成瀬がマウンドにいることに対して、思うところはあった」と複雑な心境を口にした。

あとは吉報を待つだけの状態だが「最後はロッテのユニホームで終わりたいと思っていた。トライアウトを受けて、ロッテから戻ってこいと言われることを、心の中で願っている」と日本一も経験した古巣復帰を希望した。

NPB以外からの話については「もちろん、選択肢に入っています」とどんな形でも現役を続ける意向を口にしていた。