西武中塚駿太投手(23)が21日、メットライフドームで契約更改交渉を行い、270万円ダウンの年俸930万円でサインした。

2年目の今季はA班(1軍)キャンプスタートだったが、オープン戦前に2軍落ち。1軍登板は、4月の2試合のみにとどまった。計2イニングで4四球と、課題の制球力をクリアできなかった。

「2軍では、そこそこ結果を残せたけど、4月に上がって、落ちてから、1回も呼ばれなかった。悔しかった」と率直に振り返った。

もう1つの課題として、メンタルを挙げた。「1軍に上がって、結果を残さないと残れないと自分にプレッシャーをかけて負けてしまった。考えないようにしたいけど、考えてしまう。大観衆で投げるのも慣れていない。マウンドでこそ、マイペースで。そういうメンタルが欲しい」と望んだ。

克服方法を問われると「(1軍で)投げ続けるしかない。そのためにも結果です」と、力強く答えた。(金額は推定)