西武平井克典投手(26)が子どもたちに夢を語った。

18日に愛知・小牧の小学校を訪問。日本プロ野球選手会と日本サッカー協会が子どもの育成を目的に展開する「こころのプロジェクト『夢の教室』」の一環で、「夢先生」となり、5年生児童30人を対象に授業を行った。

前半は体育館で鬼ごっこ。後半はスーツ姿で自身のプロ野球選手になるまでを振り返りながら、約1時間「夢」についての授業を行った。

児童に「1つでもいいから『これだけは誰にも負けない』ということを見つけてください。夢をかなえるコツは『声に出して言うこと』」とアドバイス。さらに「子どもの頃からの『プロ野球選手になる』という夢はかないましたが、まだ夢の続きがあります。それは、今年果たせなかった日本一です。日本で1番になりたい。タイトルも取りたい」と、自身のさらなる夢についても語った。

授業後は、サプライズが待っていた。20日に27歳の誕生日を迎えるが、子どもたちからハッピーバースデーの歌と手書きのメッセージを贈られた。

「自分の誕生日のことを忘れていたのでびっくりです。とてもうれしいです。非常に緊張しましたが、とても楽しかった。本当に学ぶことが多く、自分の原点にも戻れました。また来年も機会があれば、今度はもっと準備して臨みたいです」と、笑顔で話していた。