猛牛戦士の戦いを見せる。前マリナーズの岩隈久志投手(37)が19日、巨人への入団会見を行った。1年契約で年俸5000万円。背番号は近鉄や楽天時代に背負っていた21番に決まった。

会見では愛着のある21番に「日本にいる時に21番つけさせてやっていたので、それをまたジャイアンツで21をつけさせてもらう。ありがたみを感じてやっていきたい」と笑みをこぼした。

また、04年の球界再編問題で消滅した近鉄に所属し、現役を続けている選手がヤクルト近藤、坂口と岩隈の3人になり、期待される元近鉄同士の対戦について「すごく楽しみです。今、近鉄最後の3人ということで、長く、ずっと応援してくれてるファンの方もいます。長くプレーして、希望や勇気を届けるピッチングをしていきたいを思います」と話した。(金額は推定)