ヤクルトが、来季の助っ人リリーフにスコット・マクガフ投手(29)を有力候補に挙げていることが20日、分かった。

米球界の関係者が明かした。

マクガフは米国出身の右腕で身長180センチ、体重86キロ。今季はロッキーズ傘下3Aで主に中継ぎを務め、43試合の登板で防御率は5・55だった。MLBでは、15年に6試合に登板。球速は150キロ前後で、球威があるという。

ヤクルトは今季、主に中継ぎを務めたカラシティーが退団。リリーバーの補強を進める中で、同投手に白羽の矢を立てたとみられる。再契約した左腕デーブ・ハフ投手(34)とともに、ブルペンを支えることになりそうだ。

今オフは、先発候補としてアルバート・スアレス投手(29=ダイヤモンドバックス傘下3A)を獲得。来季9シーズン目を迎えるウラディミール・バレンティン外野手(34)、2年契約の2年目となるデービッド・ブキャナン投手(29)と合わせ、来季の外国人5人体制が年内に固まる可能性が高まった。