キューバに遠征した東京都高野連選抜(2年生以下)が現地で第4戦を行い、8-8で引き分けた(9イニング制)。

後攻の都選抜は序盤から打線が活発で、3回までに5点を奪った。5回にも1点を追加し、2点リードで最終回へ。初勝利を目前とした。

しかし9回、キューバ打線に集中打を浴び4点を奪われ、2点を追う形で最後の攻撃に。2点を奪い引き分けに持ち込み、ベンチはおおいに盛り上がった。早実・生沼弥真人内野手と東海大菅生・小山翔暉捕手(ともに2年)が二塁打。キューバ投手特有の「動くボール」への対応力も上がっているようだ。

前日の第3戦では、5投手を小刻みにつないだ。この日は先発の東海大菅生・中村晃太朗投手から岩倉・宮里優吾投手(ともに2年)につなぎ、9イニングを完了した。

選抜チームを率いるのは帝京・前田三夫監督(69)。総合コーチは日大三・小倉全由監督(61)打撃、バッテリーコーチは早実・和泉実監督(57)投手コーチは二松学舎大付・市原勝人監督(53)が務める。