オープン戦が今日2日から本格的にスタートする。各球団野手陣の開幕の舞台をかけた戦いも本格化。どんな選手がここまでアピールしてきたのか。

DeNAは、沖縄・宜野湾キャンプでの対外試合を負けなしで終えた。7戦4勝3分け。その中心にいたのが、3年目の佐野恵太内野手(24)だ。11打数8安打、1本塁打、2打点。打率は驚異の7割2分7厘をマークした。キャンプは2軍スタートも、2月20日のロッテとの練習試合で1本塁打を含む2安打。23日から1軍昇格を勝ち取った。ラミレス監督は「もともと力があることは分かっている」と、そのパワーを認めている。

主砲・筒香、キャンプMVPの神里、そして2軍調整中の梶谷とポジションを置く外野のレギュラー争いは激化している。3月1日には桑原が2軍に降格した。佐野は「アピールしていかないといけない立場。打ち続けるしかない」と引き締める。残り1カ月を切った。結果を残し続けた先、開幕スタメンの可能性は0ではない。【栗田尚樹】