今秋ドラフト候補の奈良学園大・菅田大介投手（3年＝京都共栄学園）が6日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で阪神とのプロアマ交流戦に登板した。阪神など5球団のスカウトが視察する中、「3番投手」で先発。初めてプロを相手に投げ5回6安打4失点だった。

初回、慣れないNPB球の影響もあり2者連続四球で無死一、二塁とすると、3番木浪に左前適時打を浴び先制点を献上。続く4番板山を三振に打ち取ったものの5番山崎に死球を与え、1死一、二塁から6番島田に適時二塁打を浴びてこの回3失点した。

2回からはワインドアップをセットポジションに戻すなど自ら軌道修正。4回以外は毎回走者を出したが粘りの投球で試合を作りった。最速145キロを誇るがこの日は139キロにとどまり「緊張した。（NPB球は）山があまりないというか、滑っってしまった。2回からはボールをたたきつけるイメージで投げた。打撃はいつも通りのことはできた。3番を打たせてもらえるように自分に厳しくやっていきたい」と話した。

▽広島鞘師スカウト　投手になったのも最近のようなので1年かけて見ていきます。