大阪桐蔭出身の中日根尾昂内野手のデビュー戦とあって、鳴尾浜は早朝から盛り上がった。

午前8時半の開門前に約100人が列。球場も警備員を3人から公式戦と同じ4人に増員させた。報道陣も名古屋から約50人が大挙。虎党で埋まるスタンドも、この日は中日のユニホームのファンが目立った。チームバスで球場入りした根尾は、ファンの混乱回避で、阪神が使用する三塁側から一塁側ベンチへ。仲間とは「別ルート」でグラウンド入りする形となった。中日西山球団代表も駆けつけるなど、チームを挙げて根尾デビューを見守った。