西武の新外国人ザック・ニール投手が、安定の投球を披露した。

来日初先発すると、1回を11球で3者凡退。2回には先頭打者に初ヒットを許し、さらに2者連続で守備が失策。いずれも打ち取った当たりだったが、1点を失った。

なお無死一、三塁となっても冷静さは失わなかった。後藤を空振り三振に仕留めると、若槻を右飛。大城を三ゴロに打ち取った。3回も3者凡退に抑え、4回2安打1失点で自責は0だった。

初マウンドを振り返り「すごくよかった。一番は体の調子がよかったこと。春季キャンプで違和感のあったハムストリングも問題なく、肩も肘も不安なく投げられた」と納得の表情。メジャー通算3シーズンで31試合に登板し、85回1/3でわずか7四球。与四球率0・74の数字通り、この試合でも与四球0。上々のデビュー戦を飾った。