初の開幕投手となった広島大瀬良大地投手(27)が、昨年までの同僚、巨人丸から4連続三振を奪った。3つのウイニングショットで翻弄(ほんろう)し、強力打線を分断。8回を7安打無失点、11三振の内容で初勝利を挙げた。

▼大瀬良が8回を投げ11奪三振。今年の開幕戦は今永(DeNA)も2桁奪三振をマークしたが、広島の開幕投手が2桁奪三振は初めてになる。巨人相手の開幕戦で2桁奪三振を記録したのは58年に14奪三振、59年に11奪三振の金田(国鉄)以来、60年ぶり2人目だ。58年の金田は3番長嶋から4三振を奪ったが、この日の大瀬良は3番丸から4三振を奪った。