敗血症性ショックのため3月27日に80歳で死去した元横浜、ロッテ監督の近藤昭仁氏の告別式が1日、横浜市の総持寺三松閣で営まれ、球界関係者など約200人が参列した。

高松一高の先輩、中西太氏(85=日刊スポーツ評論家)が弔辞を読み「どうか三原のオヤジ(故三原脩氏)と仲間と、日本の野球界を手助けするために見守ってください」と呼び掛けた。西武辻発彦監督(60)はプロ1年目に近藤氏がコーチで「12月にわざわざ自宅から足を運んで、マンツーマンで練習を見ていただいた」。ヤクルト石井琢朗打撃コーチ(48)は「若い時に野球の厳しさをたたき込まれた。コーチ業に役立ってます」と感謝。ひつぎには早大のユニホームと帽子が納められ、巨人原辰徳監督(60)からは弔電が届いた。

◆主な参列者(順不同) 中西太氏、西武辻発彦監督、西武秋元宏作バッテリーコーチ、ヤクルト石井琢朗打撃コーチ、巨人吉村禎章打撃総合コーチ、巨人井上真二3軍監督、大矢明彦氏、平松政次氏、山下大輔氏、尾花高夫氏、槙原寛己氏