楽天ドラフト4位弓削隼人投手(24)の初登板初先発初勝利はならなかった。制球に苦しみながら2度の併殺でピンチを切り抜けるなど粘っていたが、勝利投手の権利まであとアウト2つという5回1死で降板。「それがプロの壁なのかなと思う。慎重になって球数(95球)が増えてしまった」と悔やんだ。

平石監督も「僕ら(首脳陣)も何とか投げ切らせたかった。できるだけ我慢したが、心を鬼にした」と苦渋の選択を振り返った。