東京ドームの“新名物”誕生へ、リズミカルに両手を掲げよう! 巨人テイラー・ヤングマン投手(29)が13日ヤクルト戦(東京ドーム)に先発する。来日2年目の助っ人にとって初の本拠地・東京ドームでの公式戦マウンドとなる。昨季から登場曲に西城秀樹の「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」を使用しているが、偶然、ビジターか地方での主催試合での登板にかたより、東京ドームでの公式戦で名曲が流れることはなかった。

今季も「もちろん、同じ曲だよ。あまりいい感じでなければ変えるかもしれないけど、今のところは変えるつもりはない」と登場曲を継続する。

国民的名曲かつ老若男女に知れ渡っている振り付けは、球場に一体感を生むにはもってこい。ヤングマンは「僕はチームの勝ちに貢献できるようにピッチングに集中する。ファンの方々の後押し? もちろん、ありがたい」とサポートを呼びかけた。ヤングマン、さあ、立ち上がれよ。素晴らしい、「Y」「M」「C」「A」で盛り上がりは必至。相手打線に球場が一体となったプレッシャーを与えられるはずだ。

◆今季のヤングマン 3月30日の開幕2戦目広島戦(マツダスタジアム)で先発し、6回1失点の好投で勝ち投手。チームにも今季初勝利をもたらした。外国人枠の関係で翌31日に出場選手登録を抹消され、2軍調整を続けて「自分の課題に取り組んで、向上心を持って取り組んでいた。一番大事なことはチームに貢献すること」

◆昨季のヤングマン 7月1日中日戦(ナゴヤドーム)で来日デビューし、8回無失点で来日後初登板初勝利をマーク。その後、ヤクルト戦(静岡・草薙)阪神戦(甲子園)まで3連勝で存在感を発揮。7月25日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)で左手に打球が直撃し骨折し離脱。CSファイナルステージはチームに同行したが登板機会が回ってくる前に敗退。登板4試合で3勝1敗、防御率2・77。