昨秋、ソフトバンクを戦力外となった吉村裕基外野手(34)がオランダリーグでプレーすることが17日、分かった。同日、オランダ出身でソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(33)が自身のツイッターで伝えた。

「去年までホークスで一緒にプレーしていた吉村裕基がオランダリーグでプレーする為にオランダに旅立ちました。彼のプレーするオースターハウトツインズ僕も昔プレーしていたチームです。吉村の新しい旅立ちとツインズの今シーズンに幸福をTwins」(原文まま)。

吉村は昨秋、ソフトバンクを戦力外となった後、11月の12球団トライアウトも受験したがオファーはなかった。今年1月末には「まだまだやれると思っているし、1度、ユニホームを脱いでしまったら、また選手としてグラウンドに戻るのは難しいですから」と練習を続けていることを明かしていた。

吉村は02年に東福岡からドラフト2位で横浜(現DeNA)に入団。06~09年には4年連続で2桁本塁打を記録するなど右の長距離砲として活躍。08年には34本塁打をマークした。12年オフに複数の交換トレードでソフトバンクに移籍。昨季は8試合の出場にとどまった。通算成績は968試合に出場し、131本塁打、419打点、打率2割5分3厘。