4番岡本和真内野手(22)が79打席ぶりの決勝8号ソロを放つなど、巨人打線が歴史的猛打で打ち勝った。

岡本は同点の5回に4月19日の阪神戦以来、17試合ぶりの勝ち越し本塁打をたたき込み、亀井の4号ソロ、田中俊の2号満塁本塁打など23安打で19点を奪った。20安打以上は14年以来5年ぶりで、本拠地では05年以来14年ぶり。5点ビハインドからの逆転で、2位ヤクルトとの直接対決初戦を制した。

▼巨人は23安打で19得点の猛攻。巨人の1試合23安打以上は09年8月12日、マツダスタジアムの広島戦以来だが、本拠地で23安打以上は後楽園球場時代の55年6月22日広島戦(25安打)以来、64年ぶり。東京ドームでは05年6月12日西武戦の21安打を抜いて最多となった。4回に5点、5回に5点、7回に8点を挙げ、巨人が1試合で1イニング5点以上を3度は05年6月12日西武戦以来、14年ぶり。8日DeNA戦が1-5、この日は0-5から逆転し、巨人の2試合連続4点差以上の逆転勝ちは06年5月31日、6月1日日本ハム戦以来と、記録ずくめの試合だった。