ロッテのドラフト7位松田進内野手がプロ初安打を放った。

「9番遊撃」でプロ初先発すると3回無死の第1打席、カウント3-1からソフトバンク先発ミランダの143キロ直球を捉えた。打球はライナーでミランダの横を抜ける中前打となった。「3-1だったので1、2、3で打ちにいきました。素直にうれしいです。ボールは母の日ですし、母に渡そうと思います」と喜んだ。

188センチ、95キロの大型内野手で、井口監督と同じ国学院久我山出身。高校時代は「井口2世」と呼ばれた。中大からホンダに進み、同期には阪神木浪らがいる。

10日に1軍登録されると同日7回の守備から三塁に入り、8回にはプロ初打席に立った。右翼フェンス際まで運んだが右飛に倒れ「緊張せずにファームでやってきたことを出そうと思った。あれがヒットになれば最高でしたけど持ってないですね」と話していた。