オリックスのステフェン・ロメロ外野手(30)が先制の1発を放った。1回2死から3番吉田正が四球で出塁すると、続くロメロがヤクルトの先発ブキャナンからバックスクリーン左へたたき込む5号2ラン。ロメロは「完璧だったね。高めに浮いてきたカットボールをしっかりととらえることができたよ」と自画自賛。主砲のアーチで先手を取った。

いったん2-3と逆転されたが、3回に1死一、三塁のチャンスをつかむと、再びブキャナンから、今度はチェンジアップを左翼席中段へ運ぶ2打席連続弾。3ランで一気にひっくり返した。「完璧にとらえることができた。バッティングカウントだったし、甘いゾーンは積極的に打とうと思っていた。なんとか逆転することができてよかったよ」とロメロ。2発5打点と4番の仕事をした。