楽天が引き分けを挟んで今季ワーストの6連敗を喫し、首位ソフトバンクとの差は今季最大5ゲームにまで広がった。

1回に辛島が2ラン、6回には代わったばかりの青山が痛恨の3ランを浴びたグラシアルには、この3連戦で3本塁打11打点を献上。平石監督は「(これまでも)考えてはいるけど、本当に対策を考えないと。いいようにやられている」と表情をこわばらせた。

交流戦終了後、リーグで唯一白星がない。4番起用がスタートした6月9日の中日戦以降、初めて5番に入れたブラッシュが6月19日の阪神戦以来となる20号を放ち、ウィーラーにも久々の1発が出た。「いい時ばかりじゃない。ここで(気持ちが)引いていても仕方ない。自分たちで打開しないと」と前を向いた。