阪神近本光司外野手がセーフティーバントで勝ち越し機を切り開いた。6回の先頭で初球を一塁線に転がし、一塁内野安打に。

「常に狙っています。いつでもやったろう、という気持ちでした」と足を生かした着想に、矢野監督も「(大瀬良は)なかなか簡単に打ち崩せる、連打連打という感じではなかった。そういうところではいい発想の、いいチャンスメークをしてくれた」と目を細めた。守備でも9回は左翼に回り、俊足を飛ばして広島松山の飛球を好捕した。