広島安部友裕内野手(30)が反撃のタイムリーを放った。3点を追う2回、4番鈴木、5番松山の連打で無死一、二塁の場面。カウント1-2と追い込まれてからファウルで3球粘り、7球目を三遊間にはじき返して二塁走者を迎え入れた。

これが、チームにとって2日ヤクルト戦の4回以来、34イニングぶりの適時打。「打ったのはツーシームかな。みんながつないでチャンスをつくってくれたので、かえすことができてよかったです。(鈴木)誠也がよく走ってくれましたね」と振り返った。

緒方孝市監督(50)は、今季初めて菊池涼介内野手(29)をスタメンから外し、曽根海成内野手(24)をプロ初の1番で起用。阪神先発の変則右腕青柳を攻略するため、左打者6人を先発させる大胆なオーダー変更で臨んでいた。