オリックスとの交換トレードで入団した中日松葉貴大投手(28)が、移籍後初の実戦マウンドに上がった。2番手で6回に登板。熊谷を一ゴロ、江越には左前打、中谷を右飛、板山を二ゴロで終えた。1イニング20球1安打無失点の結果に松葉は、「久しぶり実戦で、いい緊張感の中で投げられた。ナゴヤドームのマウンドはオープン戦でも投げたが、硬さ、高さが京セラドームに似ている。すんなり入れた」と、満足げな表情。

この日は、与田監督もネット裏から観戦していることもあり、持ち球のカーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームも全て投球。「慣れたところ(先発)で投げさせたい」と指揮官も話しており、今後の結果次第では、7月中の1軍昇格の可能性も高い。