また阪神が競り負けた。今季の苦戦を象徴する敗戦だった。5連敗。首位巨人が勝ったため、数字上は上回れず、自力優勝の可能性が消滅してしまった。

それでも、矢野燿大監督は「俺らじゃなくマスコミの皆さんが言うこと。そこ(巨人)を考えて毎日プレーするより、俺らがどうやったら成長できるか考えてプレーできる方がチームのためになる」と前を向いた。

その他の一問一答は以下の通り。

-松坂はもう1本2本出ていれば

同じような感じやね。チャンスはあるんだけどね。

-打開策は個々の状態上げることか

まあなあ…。それは一番そう。今いるメンバーで、ちょっと考えていかないとダメかなとは思うけど。

-誰かが極度な不振ではない状況だ

でも走者がいて決めるところで決められていないところが、結果こういう試合になっている。連敗でいうと、それが一番、チームとしての課題の部分。

-松坂は緩急の投球

ガンガン押す、昔みたいなスピードはない。それは始めから分かっていたこと。チャンスは作るけどってことしかないよね。

-まず連敗を止めたい

攻めていきながらウチとしてできていかないと。ホームランでドンと点を取るとかが長所のチームじゃない。ここまで来たなかで、走塁やエラー数はウチの課題として出ている。どうするか、このスタートする前も、そういう話はした。そこを改善しないとね。

-くよくよできない

圧倒的にやられたとか、そういう試合じゃない。ホント、紙一重の試合で連敗になっちゃっている。その紙一重が大きい部分ではある。ミスからみんなが成長していくように俺らもやっていかないとあかん。