両ふくらはぎ痛で2軍調整中の阪神福留孝介外野手(42)が、勝ち越しのソロ本塁打を放った。

8回1死の第4打席。泉の144キロ直球をとらえると、打球は大きな弧を描いてバックスクリーンへ飛び込んだ。痛みを感じさせない力強い走りを見せながら生還。ベンチのナインに迎えられた。

この日は「3番左翼」で先発。初回の第1打席は空振り三振だったが、4回の第2打席では岩崎の149キロ直球をしっかりとらえて右前打。6回は四球を選んでいた。

福留は、今月16日のウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)で「5番DH」で先発出場し、約1カ月ぶりに実戦復帰。17日の同戦では「3番左翼」で先発し、負傷後初めて実戦守備に就いていた。