阪神原口文仁捕手(27)が今季初めて「6番捕手」で先発出場した。捕手での先発出場は、昨年7月27日ヤクルト戦(神宮)以来、362日ぶり。

3回にDeNAの二盗を阻止した。1死から神里に中前打を許し、1死一塁。続く打者・大和の1ストライクからの2球目に神里が二塁に走ったが、原口が落ち着いて二塁カバーの遊撃・北條に送球し、俊足ランナーの足を止めた。

昨年末に大腸がんと診断された原口は、手術、リハビリを経て、今年6月上旬に1軍復帰。「マイナビオールスターゲーム2019」のにもプラスワン投票で選出され、2戦連発の活躍を見せていた。