中日松坂大輔投手(38)が今季2度目の先発で大炎上した。NPBでは西武、ソフトバンク時代を含め、過去最短KOになった。DeNA戦は過去4戦4勝と相性抜群だったが、アウト1つしか取れない屈辱のマウンドになった。

DeNAの1番乙坂にいきなり初球をセンター前に運ばれた。2番筒香には2球目をとらえられ、左中間への先制タイムリー二塁打。3番ソトには右前打で無死一、三塁。4番ロペスに左前適時打を許し、阿波野投手コーチがマウンドへ駆け寄った。5番宮崎を一邪飛に打ち取ったが、6番伊藤光に死球を与え、1死満塁のピンチを招く。7番大和、8番石田、9番石川、乙坂に4者連続タイムリーを浴び、32球で8失点KOされた。

松坂はベンチに戻り、肩を落とした。「チームが苦しい中でどうにかしたいと思いマウンドにあがったが、このような結果で、申し訳ない」とコメント。前回16日は5回2失点と試合を作ったが、今季2度目登板は、無残な結果に終わった。