右肩関節骨挫傷で離脱していた日本ハム王柏融外野手(25)が、2軍戦で実戦復帰した。まだスローイングはできない状態で、「3番DH」での出場。

1回の第1打席は遊飛、3回はとらえた打球だったが右飛に終わった。2打数無安打で途中交代。「(投球との)距離感で慣れない部分はありました。でも試合に出られたし、そこはよかったと思います」と振り返った。

王柏融は9日のロッテ戦(ZOZOマリン)の守備中に、右肩を痛めて途中交代。当日は軽症とみられていたが、「(翌日の)朝には力が入らない状態」になり、登録を抹消された。試合復帰までは4週間の見通しとされていたが、予定より早く復帰した。

来日1年目の今季は、5月にも左太もも裏の張りで離脱期間があるが、ここまで69試合に出場し、打率2割8分1厘、3本塁打、32打点を記録している。優勝争いをする1軍への早期復帰への思いを問われ「もちろんそう思う」と話していた。