DeNAスペンサー・パットン投手(31)が4日、右手負傷のため、出場選手登録を抹消された。

前日3日の巨人15回戦(横浜)の2点リードの8回に登板し、1死も奪えず2失点で降板。その後、怒りのあまりベンチで冷蔵庫を殴り、利き手の右手を負傷した。この日、ラミレス監督に謝罪があったという。同監督は「本人からはチーム、球団に対して謝罪があった。非常に反省しているし、後悔もしている」と説明。週明けに、けがの詳細を検査する予定。ただ、自身の不注意による負傷のため、罰金などの処分は今後検討される。

パットンは、球団を通じて「昨日、私のベンチ内での行為により、首位を争うチームの士気を下げてしまうことになりすごく申し訳なく思います。また、良い時も悪い時も応援し続けてくれたファンの皆さんに対して、期待を裏切る形となり申し訳ありません。球団に対しても失望させてしまい申し訳なく思っています。今回の私の行為は決して、本来の自分の姿ではありません。起きてしまったことは変えることはできませんが、もう一度信頼してもらえるよう最善の努力をしたいと思います。自分の気持ちもしっかりコントロールできるようにいたします。チームに戻ってくる時は全力を尽くして貢献したいです」とコメントした。