楽天が、西武から戦力外通告を受けた星孝典捕手(37)を2軍バッテリーコーチとして招聘(しょうへい)することが22日、分かった。16年に現役引退して育成コーチを務めたが、今年5月に2軍捕手のコンディション不良が重なって人員不足となり、育成選手契約を結んで異例の現役復帰を果たしていた。

宮城・名取出身で仙台育英、東北学院大を経て04年ドラフトで巨人に入団。東北との縁が深いだけでなく、11年にトレード移籍した西武では石井GMや大学の後輩である岸、当時売り出し中だった主砲浅村らとともにプレーしている。長年正捕手を張った嶋の退団が決まり、チームの大きなテーマでもある若手捕手の育成に尽力する。

また、今季限りで現役を引退した今江敏晃氏(36)の育成コーチ就任が発表され、22日から秋季練習に合流した。