東海大(首都大学1位)が上武大(関甲新学生2位)を破り、4年ぶり21度目の明治神宮大会(11月15日開幕、神宮)への出場を決めた。

先発した来秋ドラフト候補右腕の山崎伊織投手(3年=明石商)が、コンディション不良のために5回2安打無失点ながら、そこで降板。安藤強監督(55)は「我慢の勝負だったと思います」と継投に入った。最終回は一打同点の状況まで上武大に迫られたが、何とか振り切った。

ソフトバンクから2位指名を受けた強肩の海野隆司捕手(4年=関西)は、5回無死一、二塁のピンチで、自らのけん制で二塁走者をアウトにした。「上武大とはこれまで何度も試合をして、ずっと接戦だった。先制点をとるまで、何とか守備で流れをつかもうと思っていました」という意識通りのビッグプレーで、流れを呼び込んだ。