メキシコでのウインターリーグに参戦中のDeNA関根大気外野手(24)が12日、インターネット電話「スカイプ」で契約更改会見に応じた。

現地で交渉に臨み、290万円減の1280万円(金額は推定)で合意。約20%のダウンも「学ぶことが多かった」と横浜市内の球団事務所と画面越しに納得の表情を浮かべた。

6年目はイースタン・リーグで打率3割2分9厘、12本塁打、44打点の成績を残したが、1軍では出場32試合で打率3分8厘にとどまった。「上で結果を出さないと評価されない。そのためにやらなきゃいけないことが分かった1年だった」。来季は筒香の大リーグ挑戦で外野の枠が1つ空く。「年数や今年の成績で言ったら、チャンスは少ないかもしれない。だけど取れると思ってやるだけ。そう信じて過ごしている」とメキシコで武者修行に励む。

同国ではヤキス・デ・オブレゴンの一員として、ここまで18試合に出場。66打数18安打、打率2割7分3厘で8打点、6盗塁の成績を残している。同僚の今永の先発は、プレミア12スーパーラウンドの要所で先発が予想される。時差や中継の関係もあって見られない試合も多いが「(今永の)ガッツポーズとか見たいな」とエールを送った。