高知・安芸の秋季キャンプに参加している阪神浜地真澄投手(21)が13日、高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、350万円アップの年俸850万円で更改した。

浜地は今季開幕1軍メンバーに名を連ね、開幕6戦目の4月4日巨人戦(東京ドーム)にプロ初登板先発。その後は中継ぎとして登板し、7月30日中日戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げるなど、21試合に出場した。年俸アップには「ありがたいと思います」と喜びながらも「いい経験は出来ましたけど、悔しい思いがあります。来シーズンはしっかり結果を出せるように」と結果には満足していない。

先発へのこだわりは見せたが「与えられたところでしっかり準備したい」と話す。今季の経験を糧に、来季は1軍の大きな戦力になる。(金額は推定)