東都大学野球秋季リーグ戦の個人タイトル表彰式が24日、東京都文京区の中大後楽園キャンパスで行われた。ロッテから2位指名された東洋大・佐藤都志也捕手(4年=聖光学院)は捕手でベストナインを獲得。「チームは5位で、個人タイトルを取れるとは思っていませんでした。光栄なことだと思います」と笑顔を見せた。

ロッテでは、1位指名された163キロ右腕・佐々木朗希投手(大船渡)の球を受ける可能性もある。仮契約後、かつて日本ハムで大谷翔平選手の165キロを捕球したことのある東洋大の先輩、中日・大野奨太捕手に「大谷翔平選手の球をどうやったら速い球を捕れますか?」と質問。「慣れだね」とアドバイスされたという。「僕も早くスピードに慣れて、何とか食らいついていきたいと思います」と佐々木フィーバーが予想されるが、しっかりとアピールすることは忘れない。

大学4年間でベストナインを4回獲得。充実した大学野球をステップに、プロへ羽ばたくときがきた。「次のステージでも、タイトルを取りたいです」と、あらためてプロでの活躍に意欲を示した。