オリックス西野真弘内野手(29)が6日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、現状維持の年俸2800万円でサインした。今季は故障が多く、8月中旬に右大腿(だいたい)二頭筋筋損傷で離脱するなど4度の登録抹消を味わった。1軍に定着できず。プロ入り後最少の56試合出場で打率2割4分1厘、1本塁打にとどまった。「まず試合に出たい。試合に出なきゃやってる意味がない。まずは試合に出られるようにポジションを確保したい」。

来季の新外国人としてアデルリン・ロドリゲス内野手と契約合意が間近に迫っており、内野のライバルも増える。10月中旬に左足関節を手術し、順調にリハビリを進めているという。「若い子が増えています。新しい外国人も入ってきます」と危機感をにじませた。(金額は推定)