夫婦漫才ならぬ夫婦お立ち台が実現!? 親日家として知られる阪神の新外国人で4番候補のジャスティン・ボーア内野手(31=エンゼルスFA)が、夫婦そろって日本語を猛勉強していることが27日、判明した。 昨年12月に結婚した妻ヘイリーさんはアナウンス力抜群の現役テレビリポーター。お立ち台で繰り広げられるボーア夫妻の掛け合いが甲子園名物になるかもしれない。

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<日本語ペラペラの外国人選手>

◆バルボン(阪急、近鉄)キューバ出身で、現役時は盗塁王3度。引退後も関西に定住し、阪急、オリックスの通訳を務めた。「ブーマーが『うれしい』言うとるで」などといった名調子は、現在も語り草。

◆バッキー(阪神、近鉄)日本球界100勝の名投手。甲子園の文化住宅に住み、社会に溶け込んだ。帰国後に牧場を経営できたのは「ハンシンタイガースのオカネね」と日本語で感謝。

◆李承■(ロッテ、巨人、オリックス)NPB通算159本塁打。8年間のプレー中に覚えた日本語は、帰国後も健在。阪神入りした呉昇桓について「甲子園の大歓声は彼を喜ばせると思います」と日本語で太鼓判を押した。

◆カラバイヨ(オリックス)通訳いらずの助っ人として話題に。15年にはお立ち台に立ち「自分のためじゃなく、チームのためにやりたい」と日本的なコメントを日本語で残し、場内はその流ちょうさにどよめいた。

※■は火ヘンに華