阪神ドラフト1位の創志学園・西純矢投手(18)が2日、岡山市内の同校室内練習場で自主トレを公開した。キャッチボールを終えると、捕手を立たせて約30~40球。「7、8割ぐらい」ながら新年初投げとは思えないほど力強い直球を投げ込んだ。

その後は「出来ることは精いっぱいやりたい。チームも自分も助かる」と、トスバッティング、打撃投手に実際に投げてもらっての打撃練習と本業以外のメニューもきっちりこなした。

「おせちを食べました。伊勢エビが入っていました」とお正月気分も味わったが、大みそかも元日も関係なく、休まずトレーニングに励んできた。練習後に、今年の目標を問われると色紙に「開幕1軍」と迷わず書き記した。「プロの世界に入るので、上を目指して」とプロ野球選手としての自覚も強まった様子。「10試合に先発して、半分以上勝てるようになりたい」と1年目の目標を胸に、練習に励む。