DeNAドラフト3位の明大・伊勢大夢(ひろむ)投手(21)が7日、4日に故郷熊本で自身が運転する車で起こした交通事故について謝罪した。

伊勢は神妙な表情で取材に応じ、冒頭で「自分の運転で被害にあわれた方、ならびに関係者の方、本当に申し訳ありません。すみませんでした。今後はプロ野球選手としての自覚を持ち、行動をしっかりしていきたいと思います。すみませんでした」と頭を下げた。事故状況については「自分からはお話できないので」と話した。

首、胸、手首に打撲やむち打ちの症状が出ていたというが「当初よりは(痛みも)ひいてきているので、そんなに長く続きそうな感じではないです」。8日から始まる新人合同自主トレについては「今日、トレーナーの方に見てもらって、練習をどうするか判断したいと思います」と話した。

球団によると、事故は4日午後4時半ころ、熊本県合志市御代志で発生。伊勢の運転する車が交差点を直進したところ、対向車線の右折車と衝突。その際、衝突の勢いで右折車が後続車にも衝突した。相手の被害状況は確認中。伊勢は事故発生後、速やかに救急車の手配など救護活動を行うとともに警察に通報し、しかるべき措置をとったという。