巨人原辰徳監督(61)が1日、宮崎キャンプ初日の“神対応”で、打撃練習中の生演奏を実現した。

選手の球場入りの際、宮崎・大淀小の吹奏楽部32人が「闘魂こめて」を演奏して出迎えたが、スペースが狭かったこともあり、気付いた選手が少なかった。

事情を察した指揮官が、三塁側で練習見学中だった同校の生徒たちに歩み寄った。「楽器はどこにしまったの? ここで演奏してよ」と提案。フリー打撃開始とともに、小学生の生演奏が球場中に響いた。

大喜びだった同校の生徒たちは「闘魂こめて」に加えて「パプリカ」なども演奏。原監督は「我々にとってもやる気が出るし、少年少女たちも今日の日をエネルギーに変えられると思いますよ」と願っていた。