巨人ドラフト6位の伊藤海斗外野手(18=酒田南)が、宮崎2軍キャンプで振りに振りまくった。午前中のティー打撃に始まり、フリー打撃、ランチ後に特打。「1000スイング以上くらいですかね。どれくらいか、覚えていないですけど。最後の方は疲れてしまって力が入らなかったです」と大粒の汗を拭いた。

187センチ、88キロの恵まれた体格で、クネクネとした打撃フォームから付いた愛称は「アナコンダ」。豪快さも売りの1つで、同じ左打ちのソフトバンク柳田をほうふつとさせるフルスイングから、何本も柵越えを放った。

フリー打撃では、各自調整が許される「S班」の亀井、坂本、丸と同組で回った。メジャー選手の打撃フォームを動画でチェックするなど、研究熱心な“アナコンダ”は「どんどん聞いていきたい」と成長への栄養素を飲み込む。