沖縄・宜野座阪神の新外国人で先発候補のジョー・ガンケル投手(28=マーリンズ3A)が、楽天との練習試合で実戦に来日初登板し、ゴロメーカーぶりを発揮した。危なげない先発マウンドで2回無失点。剛腕ではないが、巧みな投球術を見せつけた。

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阪神ウィリアムス駐米スカウトもガンケル投手のデビュー戦を高く評価した。

「ボールを低めに集めていたね。コントロール重視で、低めの球で相手を打ち取るのはアメリカでもやっていた。今日も見せられていた」。昨年、獲得に向かった際も球団に「上半身で投げるタイプなので下半身が使えるようになれば、もっと良くなる」と特徴を説明し、売り込んでいた。伸びしろにも期待したいところだ。