日本高野連が5日、第92回選抜高校野球（19日開幕、甲子園）の無観客での開催へ向け、新型コロナウイルス対策を作り始めた。甲子園を経験したプロ野球選手は、球児にメッセージを贈った。

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▽日本ハム清宮（早実で1年夏、3年春に出場）「しょうがないかなと思いますけど、一生に1度なので、かわいそうですよね。家族も見たかったと思う。練習で（観客が）入っていない甲子園で野球をやりましたけど、やっぱり人が入っている方がもちろんいいですし、雰囲気はどうしても変わる。プラスに捉えるなら、逆に誰もいない甲子園で試合ができるのは今までの高校球児でも数少ない。人生が変わる場所ですし、他のスポーツにはない力を持っていると思う」

▽日本ハム平沼（敦賀気比で3度出場。3年春に優勝投手）「深刻な問題ですよね。甲子園出場ってそれだけでやっぱり、一生言えることじゃないですか。可能である限りやってほしい。それだけ価値があると思う」