左肘違和感でリハビリ中だった巨人クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手が17日、3軍対日体大の練習試合(ジャイアンツ球場)で実戦復帰した。

原監督も見守る前で3回1安打無失点。最速は145キロをマークし、2奪三振の内容だった。「肘の症状も全く気にせず投げられましたし、いいピッチングが復帰戦で出てきたと思います」と開幕ローテ入りへ、順調な回復ぶりをアピールした。

2回まではパーフェクト。1点リードの3回に先頭へ中前打を許し、1死二塁から四球としたが、後続を危なげなく断った。今後の課題として「変化球のコントロールの精度、低めにもっとコントロールするところを修正したい」。原監督は「やっぱりテンポとか、制球力も含めて、やっぱりいいものを持っていますね。順調に来ているようですし、気分も良さそうだし。あと1、2回の登板というもので、どれだけ階段を上がるかでしょうね」と期待の言葉を口にした。