楽天ドラフト2位ルーキーの黒川史陽内野手(19)が「宣伝マン」になった。

16日、楽天生命パークでの自主練習後にオンライン取材に対応。上宮(大阪)で93年センバツ優勝時の主将だった父洋行さんが奈良・北葛城郡で経営するバッティングセンター「王寺ドームスタジアム」の宣伝のため、活動休止中に自身のインスタグラムを開設したことを明かした。

「王寺-」は新型コロナウイルスの影響で営業を休止していたが「実は今日から営業しました」とこの日から再開。「(父は)気合が入っていて昨日電話がかかってきました。お客さんにたくさん来てほしいけれど、コロナには最大限注意してほしいと言ってました」と父の思いを代弁した。

自身も幼少期から打ち込んだ思い出の場所。「ゲームセンターとかがないので、野球道場的なバッティングセンター。毎日打ちに来ている人もいましたし、試合前に焦りながら打っている子もいた。そういう人たちを見て頑張れた」と振り返る。力強いスイングを武器に、春季キャンプからアピールを続ける19歳。「ずっと言い続けている1軍で活躍したい、という思いはある。1年目からどんどん1軍で活躍するという気持ちは常に持っています」と目標を掲げた。