先発したアンドリュー・アルバース投手(34)が、開幕ローテーション入りに前進した。ソフトバンク打線を相手に4回1/3を投げ7安打2失点。90球程度を予定していた球数が88球となったため、イニング途中での降板とったが、しっかりと試合を作った。

「前回登板よりボールのキレ自体は悪かったけど、全体的には、いろいろな球種でカウントを取ることができたし、まずまずの内容だったと思う。最後のイニングは少し疲れが出てしまった部分もあったし、追い込んでからのボールがなかなか決まらず、球数も多くなってしまった。そういったところが次に向けての課題だと思うので、しっかりと調整したいね」

前回は3日ソフトバンクとの練習試合(京セラドーム大阪)に先発し、3回2安打無失点と好投していた。

アルバースは来日1年目の08年に9勝をマーク。その後は腰痛に悩まされ、昨年11月に腰椎の手術に踏み切った。腰への負担を考慮し、母国カナダの医者と動作解析した結果、新しい投球フォームに着手。好調の要員は考え抜いた投球フォームにもある。