満弾祭りじゃ!! 広島のアレハンドロ・メヒア内野手(27)と堂林翔太内野手(28)がグランドスラムの共演を果たした。
初回にメヒアが1死満塁から左中間スタンドのコンコースへ弾丸ライナーの先制パンチを放つと、3回2死満塁から堂林が再び左翼スタンドのコンコースへダメ押しの1発。メヒアは来日5年目で初、堂林は6年ぶりの開幕スタメンへ、大きく前進した。
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無観客のマツダスタジアムに2本の快音が鳴り響いた。初回1死満塁でメヒアが虎の新助っ人ガンケルの7球目、高めに甘く入ったスライダーを完璧に仕留め、打球は弾丸ライナーで左中間スタンドのコンコースに突き刺さった。「チャンスだったので外野フライでもどういう形でもいいから、なんとか1点を取りたかった。最高の結果になったね。感触は完璧だったよ」と喜んだ。
堂林も続いた。4点リードの3回2死満塁。ガンケルの直球を初球打ち。打球は高々と舞い上がり、左翼スタンドのコンコースに着弾した。「打った瞬間に手応えはありましたし、スタンドを越えると思いました」。公式戦では18年7月27日DeNA戦(マツダスタジアム)でバティスタと田中広が放った2本の満塁弾以来の共演で、試合序盤に打線を勢いづけた。
メヒアは来日5年目で初、堂林は6年ぶりの開幕スタメンへ猛アピールに成功した。メヒアは4試合連続で「5番」で出場。紅白戦を含む実戦再開後10試合で7発目。堂林は6回1死の満塁の場面でも中前適時打を放ち5打点と奮闘。開幕スタメン争いについて堂林は「そこが全てではないですけど、出るからには最初から出たい」と意欲を見せた。
3日阪神戦(甲子園)で4回2安打0得点と打ちあぐねたガンケルを、4回8安打8得点でリベンジに成功。終わってみれば17安打15得点で大勝した。佐々岡監督は「打線がつながればこういうゲームができる」と手応えを口にした。開幕直前でカープ打線が波に乗ってきた。【古財稜明】



