オリックスは15日、19日の楽天戦(京セラドーム大阪)で2年連続開幕投手を務める山岡泰輔投手(24)が高性能マスク約200万円分を大阪市民病院機構を通じ、大阪市内の医療従事者に寄贈したことを発表した。

山岡は球団を通じ「6月19日に2020年のプロ野球が開幕します。日本中のみなさん、そして何よりも医療従事者のみなさんの頑張りがなければ、ぼくたちはここまで来ることはできませんでした。“とにかく精いっぱいのプレーをする”、それがぼくたちにできる一番の恩返しだと思います」と、新型コロナウイルス感染拡大を食い止めるために最前線で闘う医療従事者へ感謝を伝えた。

「しかし、まだまだ完全に終息したわけではありません。少しでも役立てていただけたらと思い、高性能マスクを贈らせていただきました。今後も、シーズンが終わってからになるとは思いますが、自分ができることを続けていきたいです」と語った。

オリックスでは、山田、吉田正、山崎颯が母校・敦賀気比がある福井・敦賀市に、山本が大阪府の医療機関に、福田が出身地の大阪・阪南市にそれぞれマスクを寄贈し、医療現場を側面から援助している。