下手投げの西武与座海人投手が、初登板初先発もホロ苦デビューとなった。

1、3、5回を3者凡退に抑える一方で2回に中田、4回に大田からそれぞれ先頭に本塁打を浴びた。6回5安打3失点と及第点の内容も援護なく黒星。プロの洗礼を受けた与座は「1球の失投。1球で仕留められた。甘くない世界ですし、そういうのは実感しました」。

右肘手術や育成契約を乗り越えた初マウンドに「特別な思いがあったので、まずは無事上がれたことはよかったけど、味方が点を取ってくれるまでは0でいきたかった」と悔しがった。

▽西武辻監督(先発与座について)「よく投げたと思うよ。まあホームランはしょうがないでしょう。でも非常に今後つながるというか、いけるなという感じしました」